佐藤優に学ぶ 2回目の食事に繋げる方法

佐藤優に学ぶ 2回目の食事に繋げる方法



1回目の食事の店選び

 元外務省主任分析官佐藤優氏は、情報収集のために、キーパーソンと関係を築くために食事に誘う場合の手法について開陳しています。基本的には、高級店を選ぶべきと述べます。

「さて、キーパーソンを初めてレストランに連れて行くときは、超高級店を選ぶ。ちなみに、重要な工作対象者を接待するときに中途半端な『安メシ』は意味がない。例えば、アルコール込みで1万5000~2万円くらいの一流ホテルのサービスメニューだと周囲の人々の食卓と比較して見劣りがする。このような中途半端なメシを3回するよりも5万円で1回、相手の印象に強く残るような食事を箸るのが効果的だ。」

1回目の食事のジャンル等

 佐藤氏は、キーパーソンと信頼関係を構築するために、1回目の食事の細かな注意点について解説します。

「1回目のメシの目標は、相手にこちらを覚えさせ、2回目の接触を確保することだ。キーパーソンが接待馴れしていないならば、フルコースをとることだ。ただし、相手が嫌いなものがないかについては確認しておく。また、量が多すぎてメインやデザートを食べることができないなどという事態にならないように加減をしておく。それから食前酒は必ずとる。シャンペン(できればドンペリがよい)を開けてもらい、カシスを加えたキールロワイアルあたりが無難だろう。ドライシェリーも評判がいい。ここでは彼女をフレンチ・レストランに連れて行くことを想定したが、もし相手がテーブルマナーに不安があるような場合には、別のレストランを考えた方がよい。馴れない場所に緊張して相手がカチカチになってしまうのならば、信頼関係を構築するというこちらの目的が達成されなくなるからだ。そのような場合にお薦めなのが、中華料理、インド料理、トルコ料理などのエスニック料理である。相手が日本食に抵抗がないならば鮨屋でもいい。これらの料理ならばテーブルマナーを気にすることなく食事を楽しめる。」

1回目の食事を2回目に繋げる法則

 佐藤氏は、キーパーソンとの1回目の食事を2回目に繋げるために、あえて借りを作るというテクニックを解説します。

「さて、1回目の食事で、2回目の接触を確保するためにはどうすればよいか。実は相手が食事に応じたということで工作は帥%成功しているのであるが、自然に次回の接触を約束するためには物の貸し借りをすることが小細工としてよく行われる。例えば、食事のとき本の話題になったとき、その本が現在絶版となっている場合、『是非読んでみたいので貸して欲しい』と頼み込む。相手が断ることのできないような小さな物を『貸してくれ』と頼むのがコツだ。まず拒絶されることはない。そして、数日後に本を取りに行く。仮に相手が『あなたにあげる』と言っても、『そんなことはできない』と遠慮する素振りを見せ、必ず借りることだ。こちらは遠慮しているのではなく、借りた物を返すという口実で3回目の接触を確保しようとしているのだ。」



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です