司法書士試験はどれくらい難しいの?

司法書士試験はどれくらい難しいの?



司法書士試験の難易度は?

 司法書士試験はどれくらい難しいのでしょうか?また、どの程度勉強する必要があるのでしょうか?そのイメージをつかみたいと思います。

司法書士試験の出願者数と合格者数

 最近の司法書士試験の出願者数と合格者数は、以下のとおりです。

( 年 度 )(出願者) (受験者)(合格者)

平成30年度 17,668人 14,387人 621人
平成29年度 18,831人 15,440人 629人
平成28年度 20,360人 16,725人 660人
平成27年度 21,754人 17,920人 707人
平成26年度 24,538人 20,130人 759人

司法書士試験の合格率

 司法書士試験の合格率は、以下のとおりです。

(出願者数を分母にして算出)

平成30年度 3.51%
平成29年度 3.34%
平成28年度 3.24%
平成27年度 3.25%
平成26年度 3.09%

(受験者数を分母にして算出)

平成30年度 4.32%
平成29年度 4.07%
平成28年度 3.95%
平成27年度 3.95%
平成26年度 3.77%

どれくらい勉強する必要があるのか?

 合格率からみると、司法書士試験の受験を志した人の多くは、最終合格には至らずに脱落しているものと考えれます。合格者の受験期間ですが、多くの人が4年以上勉強しているようですが、正確な数字はありません。

 受験予備校の講師には、半年程度の短期合格を売りにしている人がいますが、こう言っては失礼ですが、それらの人は合格した年齢がそれなりの年齢ですし、それ以前の経歴もぼんやりしている人が多く、あまり真に受けないほうが良いかもしれません。

 以下は、「私にもできた! 司法書士合格・開業」(自由国民社、渡邊亜紀子)という本の引用です。著者は、1984年生まれ。中央大学に入り、2006年の大学4年生時に司法書士試験に合格したとのことです。大学2年生時に司法書士を知り勉強をはじめて、大学4年生で合格した若年短期の合格者です。この人なら、年齢的に、それ以前から法律の勉強していた可能性は少ないでしょう。
 
「大学3年生のときにも司法書士試験を受けたのですが、合格ラインまで10点くらい足りずに落ちてしまいました。完全な勉強不足でした。最初は、あと10点で惜しかったな、なんて思っていたのですが、結果の通知に書かれている順位を見てびっくり。10点以内の点数不足で落ちている人が、数百人いました。実はこの試験、勉強をすれば、ある程度の点数は取ることができるのですが、この『あと少し』を超えるのがとても難しい試験なのです。そこで、私は、この試験はそんなに甘くないんだな、と気がつき、満点を取るつもりで勉強しないと受からないんだろうと改めて思いました。」

「それからは、本当に必死でした。最後の半年間は、寝る、食べる以外は、全部勉強。食べている時間さえもったいなかったので、参考書を読みながら食事をしていました。睡眠時間は、毎日6時間と決めていたので、1日17時間前後は勉強していたと思います。よく受験生の皆さんから、『何時間くらい勉強していましたか?』という質問を受けます。これは難しい質問です。これだけ勉強すれば受かる、というものではないし、私よりももっと短時間の勉強でも受かった人もいると思います。でも私は、1日17時間前後は勉強しないと受からない試験だと思ったから、それだけやっていました。」

 2年程度の短期合格を目指すには、これくらいの覚悟が必要となりそうです。勉強時間の確保できない社会人であれば、5年程度の計画を建てて進めたほうがよさそうです。



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