高橋洋一博士に学ぶ 消費税を上げるな

高橋洋一博士に学ぶ 消費税を上げるな



デフレ下で消費増税はあり得ない

 高橋洋一氏は、デフレ下で消費税の増税はあり得ないと主張しています。

「消費増税するとデフレ脱却ができなくなって、大変なことになる。消費増税は過去に3回あった。89年(0→3%)、97年(3→5%)、2014年(5→8%)の3回。このうち2回目と3回目は明らかな失敗。なぜなら当時『デフレ』だったからです。」

「1回目が失敗で無かったのは、当時はデフレからほど遠い『バブル』状況で、しかも、物品税の減税を並行してやったから。今回はどうなるかと言えば、デフレは脱却していないし、『減税』措置も筋悪の軽減税率しか想定されていない。」

経済成長すればPBはバランスする

 高橋氏は、デフレを克服し、経済成長をすれば、財政収入は増え、プライマリーバランスは改善するものと述べます。

「デフレがなければ当然、名目GDPは増えていたのであり、そうなれば、財政収入は当然増えていた。そもそもプライパリーバランス(基礎的財政収支、政府の行政支出と税収等の差額)の推移って実は、『一年前の名目成長率』に完全に依存して増減するんです。にもかかわらず、二十年間名目成長ほとんど0だった。こんな状況はちょっとありえないことですが、こんな状況じゃあ、財政収入が増えないのも当たり前です。」

日本の財政は悪くない

 高橋氏は、統合政府のバランスシートで見れば、日本の債務残高はほぼゼロであり、日本の財政に問題は無いと解説しています。

「世間には『財政再建のために増税を先送りするな』という人が結構いますが、『バランスシート』の視点からいうなら、財政は何も危なくないことは一目瞭然です。統合政府の場合でネットの債務残高をみるとほぼゼロ。これはG7の中で2番目にいいです。」

「一般的には、ネットの債務残高でもGDPの50~60%以下だったら全然たいしたことないと判断されますが、それどころか今ほぼ『ゼロ』になっているわけです。だからそういう意味では財政は全く悪くない。これは先日IMF報告書でも認めている。だから今、財政が悪いというのは全く『まやかし』なんです。」

バランスシートの発想が必要

 高橋氏は、財政政策においては、中央銀行を含めた統合政府バランスシートを見て発想することが必要であるし、それが世界の常識であると解説しています。

「やっぱり、正当な経済政策、財政政策は、バランスシートの発想が必要だと思う。しかも統合政府のバランス、つまり日銀を含めた連結のバランスシートをみて財政をやる。これが世界の常識ですよ。」

「バランスシートでみると、建設国債は見合い資産があるから、財政悪化にならない。そもそもPBは、ネット債務残高対GDP比が悪化するか改善するかに大きく関係しているから、財政指標になっている。このあたりはもっと国民が知ったほうがいい。」

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