不動産屋 売買中心か賃貸中心か?

不動産屋 売買中心か賃貸中心か?

不動産屋の業態

 宅建業者の基本的な業態には、

 ・売買仲介

 ・賃貸仲介
 
 ・管理業務

などがあります。

 さらに、年数を経て資金力がつくと、自社で物件を購入し、直接のアパート・マンション経営にも乗り出したり、購入した物件をリフォームし付加価値をつけて売却したり、不動産にかかわる様々な業務をするようになることが多くなります。
 

売買仲介の良さ 賃貸仲介の良さ

 多くの不動産業についての書籍は、売買業務と賃貸業務のメリットデメリットについて、

 売買仲介の良い点は、高額な報酬。
 売買仲介の悪い点は、件数が少ないため、収益が安定しない。
 
 賃貸仲介の良い点は、件数が多いので、収益が安定する。
 賃貸仲介の悪い点は、報酬単価が低く、件数をこなす必要がある。

というまとめ方をしています。

賃貸仲介の最大のデメリット

 賃貸仲介メインの最大のデメリットは、テナント料がかかりすぎることではないでしょうか。

  管理会社兼元付不動産会社であれば、1階路面店舗でなくても良いし、多少辺鄙な引っ込んでる場所にあっても、やっていける(中略)しかし、賃貸の仲介メインの客付不動産会社は、そうは行きません。(中略)事務所の場所は、駅から近く、人通りも多く、道路に接している必要があります。まさに、お店のある場所が、売上げに直結するのが、このビジネスモデル(「こんなにおもしろい宅地建物取引士の仕事」山瀬和彦、中央経済社)

 賃貸仲介メインでは、自宅兼店舗やオフィスビルの4階でひっそり看板を上げているような店は、大手のFCの看板を掲げる駅前の路面店に勝てる要素がなさそうです。

 また、家賃の高額なテナントに入るとなると、賃貸料を回収するには、自分が案内業務をしている際にも事務所が留守にならないように人を雇うなど、最初から資金力が必要な事業になります。人を雇うとなると、固定費が大きく増えますので、本格的な経営になります。
 
 この点、売買仲介メインであれば、自宅兼店舗でも十分ことは足ります。

 売買仲介のデメリットとして、賃貸仲介よりも金額が大きい分リスクが大きいとする考えがありますが、消極的です。金額的には大きくても、件数は圧倒的に少ないわけですから、慎重にやれば問題は少なそうです。他方、賃貸は多数の案件をこなす分、それなりのトラブルは不可避とも考えられます。

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